2016年7月20日水曜日

BANKS - Fuck With Myself



Banks currently released her new music video & it is available from major digital stores. 


(JP) Banksが新曲Fuck With MyselfのMVとデジタルでのシングルリリースしました。個人的にもデビューアルバム/Goddessで、そのFuture Bassに接近した、Beat Musicの歌姫と言いたくなるような音楽性にやられて以来のファンなだけに、今回の新曲発表は朗報と言えます。

特にShlohmoがプロデュースしたこの曲は何度となく聴きました。


そして、Lil Silvaとの共作のこの曲もベースラインで押しまくる構成に中毒的にハマりましたね。

新曲はFuture Bass系の曲になっていますが、何よりもかなり不思議な世界観というか冨樫義博の漫画のような奇妙さがあるSF的なMVが印象的です。

ちなみにこの曲は現在制作中の2ndアルバムからの1曲とのことですので、フルアルバムに期待したいです。願わくばShlohmoとのあの曲を彷彿とさせる新曲が聴きたいです!



2016年7月19日火曜日

Dub Phizix - Fabriclive 84 Free Tunes



UK Drum'n bass producer currently released some free tunes which are taken from his DJ mix "Fabriclive 84".



Now you can download 12 tracks such as "Bill Roach ft Xtrah", "Ossibisa ft Chimpo".

(JP) UK Drum'n bass のプロデューサーで、今シーンを席巻するマンチェスターのベース・レイヴ集団、LEVELZのメンバーでもあるDub Phizix がbandcampで自身が昨年発表したDJ mix "FABRICLIVE84 - Dub Phizix"で用いた自作曲を公開しました。




ちなみにこちらは40曲収録のDJ MIXとなっていまして、そのうち15曲が自身の楽曲で構成されていました。そして今回はさらにその中からLEVELZの仲間であるChimpoをフィーチャーした”Ossibisa ft Chimpo”など12曲をFree downloadで公開しており、なかなか太っ腹なリリースとなっているのではないでしょうか?

個人的に他のおすすめはトラック3, 5, 8です。 Dub Phizix印のアブストラクトかつワルいベースがなっている良作です。

Mylo - Transmission



One of the electro house hero Mylo has been releasing new tracks which is named "Transmission"series  weekly these days.



Currently Justice finally released a new track, that's why I hope Mylo releases something new officially.... Anyway, I still love his works Especially ”Transmission 03” made me remind his anthem "Muscle Car".




(JP) 2003年にリリースしたDestroy Rock & Roll、2004年にリリースしたDrop The Pressure、そして2005年にDrop The Pressureに,Gloria Estefan And Miami Sound Machineの楽曲をマッシュマップして原曲のキャッチーさを極限までブーストさせたDoctor Pressureなどの世界的なヒット作を出したものの、自身の病気などもあり、ちょうどエレクトロクラッシュ最盛期から、2006年のNu Rave勃興期の狭間でフェードアウトした、忘れらた元祖エレクトロスターことMylo。そんな彼が12年の月日を経て、ここ最近週末に新曲のデモを公開しているようです。





完全に当時のトレンドから外れたことであまり日本ではかつてほど取り上げられませんでしたが、Myloは2010年にMixmagレーベルからThe Return Of MyloというMIX CDをリリースしたり、その年にはFUJI ROCKにも出演。2011年頃からイーストロンドンのクラブXOYOでEcstasy, Passion & Painというレジデントパーティーを持ったりするなどでDJ活動を活発化させていました。




現在の彼のfacebookのプロフィールを見ると、現在はメンバーが Myles (Mylo) Hector (Drums) Willie (Synth) Lewis (Bass)と3人になっており、どうやらソロプロジェクトではなくなった模様。

そんなMyloは、今年5月に入ってから、”Transmission”シリーズとして、これまで作りためた音源を毎週3つずつ木曜、金曜、日曜に公開しています。月日は流れましたが、どことなく以前の全盛期のMylo節を感じる曲となっており、往年のファンにはたまらない内容になっています。

ちなみにおすすめは”Transmission 03”で、名曲Muscle carを彷彿とさせ、Myloを感じさせるシンセ音色が印象的です。また後半は、トッド・テリエのあのヒット曲に激似なシンセリフ(笑)が入って来るまさかの楽曲ではあるものの、Myloおかえりなさいと思わず言いたくなる楽曲になっています。

Youtubeの更新は”Transmission 13”で現在止まっていますが、FBでは”Transmission 20”までアップされています。

そして、今月クロアチアで行われたHideout Festivalで、Joris Voornが、Drop The Pressureをプレイして、観衆が大いに盛りあがっている動画がシェアされています。これには往年のファンだけに胸にくるものがあります。

また、MyloはFBにコメントをくれたファンには非常にフレンドリーにコメント返信をしている様子が確認できます。

そろそろ、Electroも復活の兆しがちらほらと見えつつあるこのタイミングで10余年越しのMyloの新作はリリースされるのか?復活にMylo世代からの注目が集まりますね!

最後にMyloといえばこちら。


当時、世界のクラブで毎晩のようにDJがプレーしまくったこのFreeform Fiveの楽曲のMylo Remix。個人的にもその頃はオーストラリアに住んでおり、現地のクラブで本当によく聴きました。

2016年7月12日火曜日

Berlin club scene documentary videos




1. The video which is named "Komet Bernhard - Unframing reality" introduces Berlin club scene and it features one night with Berlin's night legend, Komet Bernhard.


2. History of Berlin's legendary club Tresor

3. From the legendary Tresor Club to the world's best club at the moment -- the Berghain. The first parties were held back in the 1990s in disused cellars and empty industrial buildings. Now there is nothing quite like the scene in Berlin anywhere else in the world.

4. Tresor Club Berlin Leipziger Straße - Juli 1996

(JP) 最近Youtubeにアップされているベルリンのクラブシーンを振り返る動画にハマっています。

特に面白かったのはBerlinの名物テクノじいさんこと、Komet Bernhardにフォーカスしたものです。Komet Bernhardは60歳を越えた老人ですが、毎週のようにクラブに通っています。動画で見ていたら彼は何やら自分のアート作品を作っているのですが、今まで決してオーダーを受け付けたこともなければ、もちろん売ったこともないそうです。いかにも偏屈なアーティスト然とした彼ですが、動画の後編では、彼のなくなった息子との魂の関係性のために、今もクラブで踊り続けていることや、家族を失ったが、新しい家族はクラブにいると言い切るところなど、少しハートウォーミングなことを発言しています。

また、今年の一生に一度は行ってみたいフェス(フェスといえば語弊があるかもしれませんが)アメリカの砂漠で行われるバーニングマンに彼を送り出すためにクラウドファンディングで資金を募っていたとか。動画で観ても彼はベルリンのクラバーから本当に愛される存在というのはなんとなくわかるだけに、そんな行動が行われていたことにも納得してしまいます。

以前紹介したRave Mumもそうですが、ヨーロッパの老人達は自身の心の隙間を埋めるために、夜な夜なクラブに繰り出すのかもしれませんね。

まさに夜の社交場というか。かつて自分が憧れた90年代のクローズドなクラブの世界観に少し通じるものがあるなぁと思いました。そこは普通の世界から閉ざされているんだけど、中に一歩を足を踏み込めば、自分のスタンスに近い、どことなく似た人々がいてれっきとしたコミュニティーがあるみたいな。まさに夢幻のような、次の週末が来ることを楽しみに一週間を生きるような。刹那さと虚構が入り混じった場所、それが”クラブ”というような世界観。未だ憧れます。

その他にもベルリンの名クラブ、Tresorを振り返るドキュメンタリーも良い感じです。一度なくなって再び、クラブとしてもレーベルとしても現在は復活を果たしている名門。その1996年と記されている貴重な動画は必見です。東西統一からまだ数年しか経っていない街のどことなく混沌とした雰囲気にマシーンビートなテクノが鳴り響く様が非常にマッチしていて、そこでしか成し得ない空気感を今に伝えているような気がします。

Tresorといえば、日本人で想起させるのは田中フミヤ、DJ Shufflemasterですね。
Innervisions今聴いてもかっこいいです。これぞテクノ。

ちなみに個人的なDJ ShufflemasterのおすすめはDJ FUNKをフィーチャーしたこちら。

2016年7月9日土曜日

Milky - Just the Way You Are



Do you still remember this girly house iconic songs?







(JP)今日たまたまTwitterで乙女ハウスについての投稿を目にしました。その中で印象的だった言葉が文化系乙女ハウスとしてのMilkyという言葉です。

おそらく今日その文字を見なければ一生思い出すことがなかったであろうMilky。当時某有名レコードを購入したことを思い出しました(笑)。

しかし、今聴くとこの2000年代初頭のこの手のハウスのキックのタイトさ。そしてそれにマッチするギターフレーズ使い。

なんだか、今流行りのTropical Houseよりよっぽどこっちの方がトロピカルしているなぁと。

ちなみにMilkyはイタリアのアーティストで、曲を聴いていたら勝手に映画「太陽がいっぱい」を想像して、ナポリとか陽気な場所を夢想してしまいそうになります。

そんなMikyの音源が気になった人はこちらで購入できますので是非。



なんだか、Justiceの新曲がどうでもよくなるくらいの破壊力でした(笑)。

Is this Justice's forthcoming song?


Busy P who is a head of legendary Ed Banger Records, was recently spotted at the Ed Banger House Party in Spain playing a potentially huge new track from one of Ed Banger’s biggest artists, Justice.


And He opened up his set with the new track, revealing it to be heavily disco-influenced like many of their later productions. The song sparked numerous rumors of a new Justice release.

Check this out below video. Busy P is playing the track on from TC01:30~6:40.



(JP) フレンチエレクトロの旗手として知られるレーベルEd Banger Recordsのボス、Busy Pが先日行われたフェス"Sonar"にて開催されていたEd Bangerのレーベルパーティーで、なんとレーベルが誇るエレクトロレジェンドJusticeの新曲をかけた模様。

そもそもなぜこれがJusticeの新曲という噂がたったかというと、この音源をShazamしたところ、”Safe And Sound” By Justiceと検索結果が表示されたことにより、2013年にEPをリリースした後、リリースがなかった彼らの新曲、ひいてはもしかして3rdアルバムに収録される曲ではないだろうか?という憶測がまことしやかに囁かれるようになったようです。

ちなみに私もこのパーティーの動画で、Shazamしてみたところ、やはり、同じタイトルが表示されました。

そして感じの曲調は往年のJusticeのようなディストーションばりばりのシンセではないのですが、名曲D.A.N.C.E. をどことなく思わせるディスコ調の曲となっていました。

やはりこのあたりのフレンチ勢に共通するキーワードは90年代、00年代、10年代と時代が移り変わっても不変の部分なのかもしれませんね。

ちなみに、以前紹介した最新のフレンチ・タッチな音楽もその傾向は見られます。

なんにせよ、この時代にJusticeがどんな作品を提示するか興味が湧く展開です。

Justiceといえばやっぱこれでしょ!的名盤はこちら。

2016年7月7日木曜日

Lady Leshurr - Where Are You Now? ft. Wiley




Grime MC Lady Leshurr has now dropped her new track– ‘Where Are You Now?’ – which sports a guest verse from the godfather of grime himself, Wiley.



She debuted the track on Annie Mac’s BBC Radio 1 show, and spoke to Mac about the track, saying it was following on from last year’s popular freestyle series Queen’s Speech.


(JP) UKのフィメールグライムMCでフリースタイルでグライムする"Queen’s Speech"が人気の Lady Leshurrが新作MVを公開しました。


新作のMVがなんともFoxyで個人的にはツボです。しかも今作にはグライムの現人神の一人、Wileyが客演するというファンには嬉しいサプライズも。現在は、最近出演したBBC Radio1でこのトラックと前述のQueen’s Speechについて語る音源も公開中となっています。

いや〜。それにしても新曲”Foxy”という言葉が似合います(笑)。

ちなみにQueen’s Speechシリーズを総括する音源は現在販売中!