2017年4月30日日曜日

Tokyo's new venue KGR(n) announced Shinichi Atobe's debut show




Enigmatic Japanese dub techno producer Shinichi Atobe who is well known as released a single 12″ of  dub techno on the legendary Basic Channel's sub label Chain Reaction  in 2001 finally will appear in the real world.

Atobe's first club performance is recently announced by Tokyo's new venue KGR(n). He is playing with some Japanese finest artists like Daito Manabe, Yosi Hotikawa, Foodman aka 食品まつり and more.


A mysterious producer's world premiere show is June 2nd. Ticket info is available on below links.

KGR'n Tokyo https://www.facebook.com/kgrntokyo/
URL  :  http://www.nothings66.com/20170602.html
Peatix  :  http://peatix.com/event/260574

(JP) 2001年にBasic Channelのサブレーベル・Chain Reactionからリリースしたたった1枚のEP「Ship-Scope」で注目され、その後10年以上リリースがなかった謎の日本人Dub TechnoプロデューサーShinichi Atobeが、世界初のクラブパフォーマンスを行うことが発表されました。

2014年に突如発表されたDub Technoの名盤「Butterfly Effect」や、昨年のミニアルバム「World」、アナログ盤は限定500枚のみプレスという新作「Rebuild Mix 1​.​2​.​3.」も高評価を得る伝説的な存在と言っても過言ではないShinichi Atobe。そんな彼が、6/2に東京・神楽坂のニューベニュー KGR(n) で行われる「RAINSTICK」に出演するとのこと。




海外の有名音楽メディアでもそのレアすぎるリリースの度に、取り上げられる謎のプロデューサーだけに楽しみでなりませんね。

RAINSTICK
日時:2017/6/2(金)
会場:KGR(n)
Open/Start – Close:18:00 – 24:30
前売 2,500yen+1D / 当日 3,000yen+1D

出演者:
真鍋大度
Yosi Horikawa
Shinichi Atobe
Akiko Kiyama
食品まつり a.k.a foodman
RGL
Ametsub

KGR'n Tokyo https://www.facebook.com/kgrntokyo/
URL  :  http://www.nothings66.com/20170602.html
Peatix  :  http://peatix.com/event/260574

デビュー盤の再発盤はデジタルでも購入可能です

2017年2月19日日曜日

Drake's surprise show at XOYO, London


OMG, Drake performed surprise show at East London's venue XOYO with his UK family Skepta, Giggs and Section Boyz on February 16 and then he performed his "Energy".

Watch the show footage below.



(JP) 人気ラッパーのDrakeが、サプライズで、UKのGrime アーティストSkepta、サウスロンドンのラッパーGiggs、 Section Boyzらのライブに飛び入りし、 彼の代表曲"Energy"を披露したそうです。

ちなみこのイベントは2/16にイーストロンドンのクラブXOYOで行われたものだそうです。



実は私が、ロンドン在住時に初めて遊びにいったクラブがXOYOでした。あの時とはその1年後くらいに経営者が変わったのか、ちょっと方針転換して内装がややバブリーな感じになったのを覚えていますが、さすがにロンドンの有名ヴェニューだけあって、ここは、毎週日本ではなかなか見ることができない有名DJらがパフォーマンスを行う、今も人気のヴェニューのひとつとなっているようです。



ちなみにDrakeは、昨年もロンドンで行われたSection Boyzのライブにサプライズ出演をしていたそうな。そして、あれ一体どうなったんだ?的話題ですが、昨年、DrakeはSkeptaとその弟であるJMEが主宰するレーベル”Boy Better Know”と契約しており、次の音源はここからリリースされると実しやかに囁かれていました。

今や、SkeptaもUKの権威あるマーキュリー賞アーティストだけに、以前より、UK国外での知名度も増しています。願わくばBBKからDrakeのアルバムリリースというビッグニュースを聞いてみたいものです。

ちなみにSkeptaは、UKのロックバンドThe 1975とPetshop boys -  ‘West End Girls’ にインスパイアされた、なんだがカオスな感じしかしないコラボをする予定があることをNMEが報じています。それはそれでちょっと聴いてみたいですね。

というわけで、今回はSkeptaの名盤Konnichiwaをオススメにあげさせていただきます。




2017年2月5日日曜日

Japanese Buddhist monk is organizing Techno Buddhist ceremony



Buddhist monk Gyosen Asakura is organizing Techno Buddhist ceremony"Techno Houyou". He is currently started cloud founding project to look for the contributors who invest money.

Cloud founding project page explains his music back ground that he used to be DJ & lighting staff. Now the project teaser movie is available for checking via  You Tube & It seems obviously quality show.

"Techno Houyou"'s sounds like  based IDM sound with buddhist chat.  I think this really futuristic for Japanese Buddhism scene...

Check "Techno Houyou" teaser below.




(JP)なんとなく、数年前にみたフェイクドキュメンタリー?のテクノじいさんがみたくなってネットサーフィンをしていたら、面白い動画を見つけました。

それが今回ご紹介する”テクノ法要”です。気になっていたら、すでにネットでは話題になっている仏教界においてはかなり先鋭的なプロジェクトのようで、現在は、クラウドファンディングでそれを行うための資金を募集中のようです。

ちなみにクラウドファンディングサイト「ready for」に掲載されているプロジェクトの概要によると、こちらは、福井県にある浄土真宗本願寺派 照恩寺 住職 朝倉行宣さん発案のもので、タイトルも「固定観念を崩せ!テクノ法要で仏教を身近にー照恩寺住職の挑戦」という挑戦的なものとなっています。

同プロジェクトは、 "若い方の宗教離れが加速する中、いかに仏教に興味を持っていただくか"を考えて発案されたものだそうで、"「極楽浄土は光の世界」という認識を基に、現代の光(プロジェクタ投影・舞台照明)で装飾した寺の内陣で、昔から伝わる声明(お経など)にテクノのリズムを乗せて勤める法要です。"とのこと。

公開されているダイジェストはまさに、そのとおりでIDMテクノを基調としたマシーンライクなサウンドやエレクトロニカとなっていて、グリッチなビート感がかっこいいです。さらにフルバージョンも公開されており、こちらは20分を超える見応えばっちりのボリュームになっています。




仏教ネタ?は海外ではたまにあるものの、そちらは大概読経にあわせたアンビエントテイストのものが多いだけに、このテクノ法要は非常に斬新です。また、先述の「極楽浄土は光の世界」を表現する映像演出も見事の一言。

アイデアとしては以前から温めていたそうですが、近年のPerfumeのライブ演出に影響を受けて、実行に移したとのこと。また、ある意味型破りなこのテクノ法要を行うことに対して悩んでいた朝倉さんを後押ししたのも奥様の「何かやろうよ!」の一言だったというのも非常にハートウォーミングなエピソードじゃないでしょうか?

ただ、これまでに60万円という高額な費用がかかってしまっているため、今回のクラウドファンディングを通しての資金集めを始めた朝倉さん。

手持ちの機材では、光の演出が可能な範囲が限られており、多くのご門徒様のお陰で建立した本堂の荘厳(飾りつけ)が、まだまだ生かし切れていない状況とのことで、
  • プロジェクタ―購入費
  • プロジェクションマッピング等ソフト
  • 舞台照明機材
  • その他諸経費
を必要とされているそうです。また、その物珍しさに飛びついて、こうしてブログ記事を書いている私のような方は少なからずいるとは思いますが、今回の件について、朝倉さんは、

"テクノ法要は単に音楽的なお勤めだけではなく、法話を聞いていただく時間を重視しています。僧侶として大切なのは、仏の教えを伝えることです。テクノ法要は単なる”客寄せパンダ”ではないのです。"

というあくまで、若者に仏教への関心を持ってもらうという目的のために行うとされており、この一文からはその心意気が伺えます。

また、最後に現在のテクノ法要はテクノミュージック+照明ショーという形式としながらも、今後は布教のためにも、形式、場所にとらわれず挑戦していきたいとのことです。

そんな朝倉さんの挑戦を支援するプロジェクト達成金額は、300,000円。2/5現在で支援金額は、231,000円とのことです。目標達成も近づいてきた同プロジェクト。まずは、いろいろと詳しいことを知ってみたいという方は下記リンクで詳細をチェックしてみましょう。

「固定観念を崩せ!テクノ法要で仏教を身近にー照恩寺住職の挑戦」
https://readyfor.jp/projects/techno-hoyo

2017年2月1日水曜日

Mr. YT - Brand New Day


A legendary Techno producer Mr. YT is coming back in this March!

Mr. YT aka Yuji Takenouchi is a famous Japanese video game sound designer who made sounds for  games such as Metal Gear 2: Solid Snake and X-Men: The Arcade Game. 

Mr YT is his underground dance music moniker and he used to release deep house and ambient music3 EPs from R&S's sub labels like Apollo, Generations, Global Cuts. 

Now Apollo announced his 90s work compilation " Brand New Day" is released by this table on March.


It might be next Soichi Terada's  "Sounds From The Far East" in this year....


(JP)有名ゲーム音楽クリエーターで、90年代に名門レーベルのR&S傘下のレーベル、Apollo、Generations、Global Cutsから3枚のEPをリリースしていた竹ノ内裕治氏ことTECHNOuchi、Mr YTが、3月にそのリリースをコンパイルしたアルバム”Brand New Day”を先述のApolloからリリースされるそうです。

ベーチャンや、シカゴハウスからCarl Craig的デトロイトテクノ、さらにはIan Pooleyに渡るまでに影響を受けているというMr YTという名義での作品。今回は、そのMr YTとして、9曲入りfrom 97~98年のリリース音源コンパイルという内容となっているとのこと。

音楽メディアFactは、今回のアルバムのリリースのきっかけは、あの寺田創一の世界的な再ブレイクと、日本のクラシックハウスをはじめ、90年代とその以前の音源を再評価するという流れを巻き起こしたSounds From The Far Eastのヒットだそうです。

プレビューでもまさにシカゴなものから、ベーチャンライクなダブテクノまで、しっかりDeep House ~ Technoをカバーしている内容が確認できます。

しかし、寺田創一再ブレイク以降、日本の所謂忘れ去られた系音源に再び陽があたるのはすばらしいことじゃないでしょうか?

ちなみにMr YTで、取り急ぎ買える音源はこちら。

比較的最近のリリースですが、全曲キラーすぎました。音源集とあわせてこちらもおすすめです。

2017年1月30日月曜日

Boiler Room - Teachers: A Chicago Tribute to Daft Punk


Boiler Room on aired very special program for celebrating Daft Punk's seminal Homework turns 20 this month on Jan 29th. It featured several Chicago house legendary DJ/Producers Ron Trent, Boo Williams, Glenn Underground, Paul Johnson, Mike Dearborn, DJ Pierre, DJ Hyperactive.



Fortunately now you can watch re-looping archive. Check below link.
https://boilerroom.tv/session/teachers/

(JP) Boiler Roomが、なんと、最近なにかと話題になるDaft Punkの1st アルバムHomework発売20周年を記念して、彼らに影響を与えたChicago Houseのレジェンド達を集結させ、トリビュート放送を行っていました。

現在は、Re-loopingで放送のアーカイヴを見ることができます。しかも放送は7時間を超え、Ron Trent, Boo Williams, Glenn Underground, Paul Johnson, Mike Dearborn, DJ Pierre, DJ Hyperactiveといった錚々たる面子のプレイを堪能できます。

去年は、つながないDJ問題など、メディアとして成長し、有名になったが故の、クラブカルチャーに対する造詣が浅いにわかファンによる誹謗中傷などがあったことが、取り沙汰されましたが、率直にいって、良い意味でにわかにはわからないコアなラインナップで、Daft Punkのトリビュートをするという姿勢は、やはりまだまだ世界の音楽シーンを牽引するプラットフォームだなという印象を受けました。(いわゆる若者受けするEDMファンには、少なくともネームバリュー受けする者はおそらく一人としていません。)

Daft Punkという万人ウケする題材ながら、しっかりと彼らのルーツに根ざしたところをおえてくるところはさすがというか。

分かり易くというか、乱暴にというか、説明するとこれは、話題になったフレンチハウスシーンの黎明期を描く映画「EDEN」を、「Daft Punk出演」という触れ込みで観にいって、「One more timeとかかからないじゃん!」的な不満を持ってしまった人は、おそらく同じ意見を言ってしまいそうな、ある意味ではコア、しかし文脈的には、まさにHomework発売20周年トリビュートな放送内容といったところでしょうか。


EDEN/エデン [ フェリックス・ド・ジヴリ ]


私も正直最近は、あまりBRを観ていなかったのですが、この放送の解説を見ていると、 Frankie Knuckles Tribute 、A Celebration of Chicago、 Chicago vs Detroitとなど、面白そうな内容を放送してきているので、また定期的にチェックしてみようと思いました。

SAUCEMAN-鳥ep


Osaka's Juke/Footwork label "Kool Switch Works" which is founded by Keita Kawakami released a new EP "SAUCEMAN-鳥ep". New school & experimental Juke/Footwork style 4tracks are included.
Good for Juke / Footwork lover.



This EP is available for downloading via Bandcamp & "鳥4"'s music video is now on YouTube.

(JP) ファラ神ことKeita Kawakami氏が主宰するレーベル "Kool Switch Works" からSAUCEMANによる新作EP"鳥ep"がリリースされました。

エクスペリメンタルなJuke/Footwork作品で、世にも奇怪なビートとYosi Horikawa的な鳥の鳴き声サンプルが印象的な”鳥4”や、Dopeなピアノループと3連符なビートが絶妙にマッチした”鳥7”など、攻めた内容になっています。

また、マスタリングはMetome氏が担当。さらに”鳥4”は、MVも公開されています。

2017年1月28日土曜日

DJ DVD RIP - Stealthbuild.dvdrip.avi (BROKEN HAZE Remix)


A former new school French house scene's biggest producer The Phantom's Revenge's moniker  "DJ DVD RIP" currently released a new EP "Multi Million Dollar Lawsuit". 

"DJ DVD RIP" is totally different music style from  The Phantom's Revenge. This project doesn't make "French Touch" stuff any more, and It is making kind of industrial & really aggressive & complicated beats stuff like "Night Slags" sound. 


"Multi Million Dollar Lawsuit" includes 4 tracks. A Japanese Producer  BROKEN HAZE submitted a remix of Stealthbuild (Broken Haze remix). It rebuilt to his music taste and his new project "BETA PACK"style which sounds like melodic & industrial dancable style, by the way.

"Multi Million Dollar Lawsuit" is currently available from some major digital stores like Juno, Beat Port, iTunes and more.

(JP) Myspaceを震源地にした世界的なElectroの隆盛期に活躍したNew School French houseのプロデューサーThe Phantom's Revenge。簡単に彼の当時の音楽を説明すると、Justice, Boys Noize、Kitsune周辺のメジャーなプロデューサーが採っていた、”シンセを歪ませる” x 音圧パツパツといったスタイルではなく、90年代のフレンチタッチの起源的レーベル「Roulé」、「Crydamoure」をルーツにした、いわゆるディスコネタをサンプリングし、チョッピングと、サイドチェーンで作り上げるスタイルでした。



そんな彼の人気は海外では当時のブログ文化とマッチして、海外ではかなりの人気を獲得していましたが、日本では一部のElectro好きの間で知られる程度。さらに2009年頃のかのJoy Orbisonの"Hyph Mango"の世界的なヒットにより、とどめをさせられてしまった当時のElectroを中心としたブログ文化とElectroというジャンルの衰退により、自然と彼に対する注目度も低くなってしまったのですが、活動自体は続けており、今月、 "DJ DVD RIP"という名義でEPをリリースしました。

この名義では、以前のフレンチタッチ感は薄まったものの、代わりにインダストリアル・テクノや、複雑なビートダンスな一時期のNight Slugs的なアプローチをしています。また、この音楽性に通じる日本のインダストリアル・ダンスミュージックユニットBETAPACKの頭脳、BROKEN HAZE氏が Stealthbuild (Broken Haze remix)というRemixを提供しており、こちらが、氏の作品の特徴である何処かメロディックなシンセラインと、先述のBETAPACKでのインダストリアルなビートトラック的アプローチの両方の要素があり、良い仕上がりとなっています。



ちなみに"とは言っても、The Phantom's Revengeの往年のあの感じが。。。"という人は、"Itsalloverme.dvdrip.avi"を聴いてみてください。あのサンプルを切り刻む感じと、声ネタ使いはまさにThe Phantom's Revenge節。特に曲の所々に出てくる4つ打ちパートでは、ちょっと前掛かり気味なつんのめったあのビートを彷彿とさせる感じが見受けられます。あと、他の曲でもStabの打ち方がなんというかThe Phantom's Revengeです(笑)

そういったわけで、個人的には、往年のファンに、このEPの存在を知らせるとともに、そもそもどっちも知らないという人にもお薦めしたい音源です。

購入はこちらで可能です。