2016年7月28日木曜日

Daft Punk Figures With Light-Up LED Helmets

If you are a fan of Daft Punk, you must grab these Daft Punk figures with light-up LED helmets.


 the Guy-Manuel de Homen-Christo and Thomas Bangalter (the duo’s real identities) figures won’t be available until May of next year. The Price will be around $250.



(JP)2017年5月発売予定のDaft Punkのフィギアが発売されるようです。なんとこちらは彼らの2001年の2nd album"Discovery"時代のコスチュームで、ヘルメットがLEDライトで光る仕様になっているそうな。

"Discovery"といえば、One More Time, Digital Love, Harder, Better, Faster, Strongerなど彼らのヒット曲満載のアルバムで、松本零士デザインのアートワークや、MVも当時話題になりましたね。

ちなみに私はそのアートワーク盤(写真)を保有しています。そういやDaft clubというメンバーだけの特典の会員カードが付いてきてたなぁと。

すでに予約は開始されているので、気になる人はコレクションにしてみては?


それにしても"Discovery"今聴き返してもよいです。

2016年7月27日水曜日

A teaser trailer for upcoming 'Trainspotting 2' film




A trailer has been released for the long-awaited sequel to cult film Trainspotting.

Trainspotting 2 will see the original cast of the 1996 movie, including stars Ewan McGregor and Robert Carlyle, reunite with director Danny Boyle.



Ahead of its release, a short trailer has been shared via The Guardian.

via: http://www.nme.com/filmandtv/news/watch-a-teaser-trailer-for-upcoming-trainspotting-/413138

(JP) 世界中のファンが待ち望んでいた映画「トレインスポッティング2」のティザー動画がついに公開されました。

1996年の大ヒットから今年で20年。公開は来年1/27となる模様。それにしてもスパッドとシックボーイの外見は変わらないのにベグビーが別人すぎて。。。写真のHuff Post UKがイメージしたものとのギャップがw




ともあれ、原作の続編でもある「トレインスポッティング ポルノ」を下敷きにした作品にオリジナルキャスト、監督のダニー・ボイルが続投というだけでも期待が高まりますね。

個人的には前作のラストシーンに使用されたUnderworld - Born Slippy Nuxx的なアンセムもこの映画から再び登場してほしいです。



2016年7月22日金曜日

Making of Björk Digital - live streaming digest part1 -


Björk performed her VR live set on 28th June at Tokyo.



This 360° VR was live streamed on the day. Now you can watch  "live streaming digest part1".


(JP) 先月Björkが音楽と映像表現の新しい可能性に挑戦する取組みとして、ライブパフォーマンスを 360° VR 映像でリアルタイムストリーミングするという試みを実施し、当日5分間ライブストリーミングされた映像のダイジェストです。

いやはや、凄まじい。こちらは7/18まで行われていた「BjörkDigital―音楽のVR・18日間の実験」のプレイベントで披露されたもの。

自身のDJ setも話題になっていましたが、こちらはそれも遥か彼方に霞むレベルのパフォーマンスとなった模様。

テクノロジーによる音楽表現の新境地を切り開いていくBjörk。今後は一体どのような新しい試みで私たちをアッと驚かせてくれるのでしょうか!期待が高まります。

そんな彼女の最新アルバム「Vulnicura Live」ライブ盤はこちら。

ちなみに現在BjörkはこんなVR appもリリースしています。






2016年7月21日木曜日

Image of Scottish First Minister’s Debut Boiler Room Set

Scottish First Minister Nicola Sturgeon debuted Boiler Room...


She Played some Scottish Producers, Bands music such as Hudson Mohawke, Calvin Harris, Susan Boyle.... 

Now you can see her playlist which is leaked 


Well, unfortunately this image is actually fake image which is photoshopped. But if it becomes true in near future, it would be funny anyway. 

Here is original photo below.




(JP) スコットランドの首相がなんとBoiler RoomでDJ setをしたという情報を見かけました。気になって調べてみると、首相はここ10年のスコットランド人アーティストに関連する曲をプレイした模様。

まあ、これは実は首相がスコットランドの若者と交流した時の写真を使って合成した所謂クソコラなんですが、リークされた体で公開された偽のプレイリストが面白いですwww。

ハドモ、ラスティー、ラスティー、ナイトウェーブ、カルビン・ハリスなどから、トラヴィス、スーザン・ボイルなどなどによるここ10年間のスコットランド産音楽で校正されています。

そういえば療養中のラスティー、最近音沙汰なしの気がしますがどうなのでしょうか?

それにしてもそんなラスティーとハドモの1stは聴きまくったなぁ〜ということを思い出しました。この2つは自分内マスターピースです。特にラスティーのUltra Thizzがお気に入りでした。


2016年7月20日水曜日

Hiroshi Watanabe aka Kaito - DEUXART campaign track



A Tokyo based producer Hiroshi Watanabe aka Kaito who is well known as released a EP /MULTIVERSE from legendary Derrick May's Transmat this year.



He currently produced Pola /  DEUXART campaign track & it is really really good. Watch this video below. Highly recommended.



(JP) 日本を代表するプロデューサー、Hiroshi Watanabe aka Kaito氏が制作したPola /  DEUXARTのCMソングが素晴らしくて、素晴らしくて。

ご本人曰く、Kaitoのイメージで制作したものとのことです。TransmatからのEPもさすがの仕上がりで最高でしたが、Kaito名義での新作として、こちらのトラックもリリースされたら嬉しいなぁと思います。




MULTIVERSE [ Hiroshi Watanabe ]

Nami Shimada - Sun Shower (Larry Levan Mix)

July 20th is Larry Levan's birthday.


Here is my most favorite his cult remixwork.


This track is originally produced by Japanese classic house master Soichi Terada. Brilliant  Larry 's remix work, indeed....

(JP) 7/20はレジェンドLarry Levanの誕生日。ということで、個人的に大好きな寺田創一氏による島田奈美 - Sun Showerの彼のRemixが無性に聴きたくなりました。寺田創一 × Larry Levan最高です。

そんなレアなこの曲調べていたら、希少と言えるCDで購入可能の様です。


ちなみにインストのみはこちらに収録。

BANKS - Fuck With Myself



Banks currently released her new music video & it is available from major digital stores. 


(JP) Banksが新曲Fuck With MyselfのMVとデジタルでのシングルリリースしました。個人的にもデビューアルバム/Goddessで、そのFuture Bassに接近した、Beat Musicの歌姫と言いたくなるような音楽性にやられて以来のファンなだけに、今回の新曲発表は朗報と言えます。

特にShlohmoがプロデュースしたこの曲は何度となく聴きました。


そして、Lil Silvaとの共作のこの曲もベースラインで押しまくる構成に中毒的にハマりましたね。

新曲はFuture Bass系の曲になっていますが、何よりもかなり不思議な世界観というか冨樫義博の漫画のような奇妙さがあるSF的なMVが印象的です。

ちなみにこの曲は現在制作中の2ndアルバムからの1曲とのことですので、フルアルバムに期待したいです。願わくばShlohmoとのあの曲を彷彿とさせる新曲が聴きたいです!



2016年7月19日火曜日

Dub Phizix - Fabriclive 84 Free Tunes



UK Drum'n bass producer currently released some free tunes which are taken from his DJ mix "Fabriclive 84".



Now you can download 12 tracks such as "Bill Roach ft Xtrah", "Ossibisa ft Chimpo".

(JP) UK Drum'n bass のプロデューサーで、今シーンを席巻するマンチェスターのベース・レイヴ集団、LEVELZのメンバーでもあるDub Phizix がbandcampで自身が昨年発表したDJ mix "FABRICLIVE84 - Dub Phizix"で用いた自作曲を公開しました。




ちなみにこちらは40曲収録のDJ MIXとなっていまして、そのうち15曲が自身の楽曲で構成されていました。そして今回はさらにその中からLEVELZの仲間であるChimpoをフィーチャーした”Ossibisa ft Chimpo”など12曲をFree downloadで公開しており、なかなか太っ腹なリリースとなっているのではないでしょうか?

個人的に他のおすすめはトラック3, 5, 8です。 Dub Phizix印のアブストラクトかつワルいベースがなっている良作です。

Mylo - Transmission



One of the electro house hero Mylo has been releasing new tracks which is named "Transmission"series  weekly these days.



Currently Justice finally released a new track, that's why I hope Mylo releases something new officially.... Anyway, I still love his works Especially ”Transmission 03” made me remind his anthem "Muscle Car".




(JP) 2003年にリリースしたDestroy Rock & Roll、2004年にリリースしたDrop The Pressure、そして2005年にDrop The Pressureに,Gloria Estefan And Miami Sound Machineの楽曲をマッシュマップして原曲のキャッチーさを極限までブーストさせたDoctor Pressureなどの世界的なヒット作を出したものの、自身の病気などもあり、ちょうどエレクトロクラッシュ最盛期から、2006年のNu Rave勃興期の狭間でフェードアウトした、忘れらた元祖エレクトロスターことMylo。そんな彼が12年の月日を経て、ここ最近週末に新曲のデモを公開しているようです。





完全に当時のトレンドから外れたことであまり日本ではかつてほど取り上げられませんでしたが、Myloは2010年にMixmagレーベルからThe Return Of MyloというMIX CDをリリースしたり、その年にはFUJI ROCKにも出演。2011年頃からイーストロンドンのクラブXOYOでEcstasy, Passion & Painというレジデントパーティーを持ったりするなどでDJ活動を活発化させていました。




現在の彼のfacebookのプロフィールを見ると、現在はメンバーが Myles (Mylo) Hector (Drums) Willie (Synth) Lewis (Bass)と3人になっており、どうやらソロプロジェクトではなくなった模様。

そんなMyloは、今年5月に入ってから、”Transmission”シリーズとして、これまで作りためた音源を毎週3つずつ木曜、金曜、日曜に公開しています。月日は流れましたが、どことなく以前の全盛期のMylo節を感じる曲となっており、往年のファンにはたまらない内容になっています。

ちなみにおすすめは”Transmission 03”で、名曲Muscle carを彷彿とさせ、Myloを感じさせるシンセ音色が印象的です。また後半は、トッド・テリエのあのヒット曲に激似なシンセリフ(笑)が入って来るまさかの楽曲ではあるものの、Myloおかえりなさいと思わず言いたくなる楽曲になっています。

Youtubeの更新は”Transmission 13”で現在止まっていますが、FBでは”Transmission 20”までアップされています。

そして、今月クロアチアで行われたHideout Festivalで、Joris Voornが、Drop The Pressureをプレイして、観衆が大いに盛りあがっている動画がシェアされています。これには往年のファンだけに胸にくるものがあります。

また、MyloはFBにコメントをくれたファンには非常にフレンドリーにコメント返信をしている様子が確認できます。

そろそろ、Electroも復活の兆しがちらほらと見えつつあるこのタイミングで10余年越しのMyloの新作はリリースされるのか?復活にMylo世代からの注目が集まりますね!

最後にMyloといえばこちら。


当時、世界のクラブで毎晩のようにDJがプレーしまくったこのFreeform Fiveの楽曲のMylo Remix。個人的にもその頃はオーストラリアに住んでおり、現地のクラブで本当によく聴きました。

2016年7月12日火曜日

Berlin club scene documentary videos




1. The video which is named "Komet Bernhard - Unframing reality" introduces Berlin club scene and it features one night with Berlin's night legend, Komet Bernhard.


2. History of Berlin's legendary club Tresor

3. From the legendary Tresor Club to the world's best club at the moment -- the Berghain. The first parties were held back in the 1990s in disused cellars and empty industrial buildings. Now there is nothing quite like the scene in Berlin anywhere else in the world.

4. Tresor Club Berlin Leipziger Straße - Juli 1996

(JP) 最近Youtubeにアップされているベルリンのクラブシーンを振り返る動画にハマっています。

特に面白かったのはBerlinの名物テクノじいさんこと、Komet Bernhardにフォーカスしたものです。Komet Bernhardは60歳を越えた老人ですが、毎週のようにクラブに通っています。動画で見ていたら彼は何やら自分のアート作品を作っているのですが、今まで決してオーダーを受け付けたこともなければ、もちろん売ったこともないそうです。いかにも偏屈なアーティスト然とした彼ですが、動画の後編では、彼のなくなった息子との魂の関係性のために、今もクラブで踊り続けていることや、家族を失ったが、新しい家族はクラブにいると言い切るところなど、少しハートウォーミングなことを発言しています。

また、今年の一生に一度は行ってみたいフェス(フェスといえば語弊があるかもしれませんが)アメリカの砂漠で行われるバーニングマンに彼を送り出すためにクラウドファンディングで資金を募っていたとか。動画で観ても彼はベルリンのクラバーから本当に愛される存在というのはなんとなくわかるだけに、そんな行動が行われていたことにも納得してしまいます。

以前紹介したRave Mumもそうですが、ヨーロッパの老人達は自身の心の隙間を埋めるために、夜な夜なクラブに繰り出すのかもしれませんね。

まさに夜の社交場というか。かつて自分が憧れた90年代のクローズドなクラブの世界観に少し通じるものがあるなぁと思いました。そこは普通の世界から閉ざされているんだけど、中に一歩を足を踏み込めば、自分のスタンスに近い、どことなく似た人々がいてれっきとしたコミュニティーがあるみたいな。まさに夢幻のような、次の週末が来ることを楽しみに一週間を生きるような。刹那さと虚構が入り混じった場所、それが”クラブ”というような世界観。未だ憧れます。

その他にもベルリンの名クラブ、Tresorを振り返るドキュメンタリーも良い感じです。一度なくなって再び、クラブとしてもレーベルとしても現在は復活を果たしている名門。その1996年と記されている貴重な動画は必見です。東西統一からまだ数年しか経っていない街のどことなく混沌とした雰囲気にマシーンビートなテクノが鳴り響く様が非常にマッチしていて、そこでしか成し得ない空気感を今に伝えているような気がします。

Tresorといえば、日本人で想起させるのは田中フミヤ、DJ Shufflemasterですね。
Innervisions今聴いてもかっこいいです。これぞテクノ。

ちなみに個人的なDJ ShufflemasterのおすすめはDJ FUNKをフィーチャーしたこちら。

2016年7月9日土曜日

Milky - Just the Way You Are



Do you still remember this girly house iconic songs?







(JP)今日たまたまTwitterで乙女ハウスについての投稿を目にしました。その中で印象的だった言葉が文化系乙女ハウスとしてのMilkyという言葉です。

おそらく今日その文字を見なければ一生思い出すことがなかったであろうMilky。当時某有名レコードを購入したことを思い出しました(笑)。

しかし、今聴くとこの2000年代初頭のこの手のハウスのキックのタイトさ。そしてそれにマッチするギターフレーズ使い。

なんだか、今流行りのTropical Houseよりよっぽどこっちの方がトロピカルしているなぁと。

ちなみにMilkyはイタリアのアーティストで、曲を聴いていたら勝手に映画「太陽がいっぱい」を想像して、ナポリとか陽気な場所を夢想してしまいそうになります。

そんなMikyの音源が気になった人はこちらで購入できますので是非。



なんだか、Justiceの新曲がどうでもよくなるくらいの破壊力でした(笑)。

Is this Justice's forthcoming song?


Busy P who is a head of legendary Ed Banger Records, was recently spotted at the Ed Banger House Party in Spain playing a potentially huge new track from one of Ed Banger’s biggest artists, Justice.


And He opened up his set with the new track, revealing it to be heavily disco-influenced like many of their later productions. The song sparked numerous rumors of a new Justice release.

Check this out below video. Busy P is playing the track on from TC01:30~6:40.



(JP) フレンチエレクトロの旗手として知られるレーベルEd Banger Recordsのボス、Busy Pが先日行われたフェス"Sonar"にて開催されていたEd Bangerのレーベルパーティーで、なんとレーベルが誇るエレクトロレジェンドJusticeの新曲をかけた模様。

そもそもなぜこれがJusticeの新曲という噂がたったかというと、この音源をShazamしたところ、”Safe And Sound” By Justiceと検索結果が表示されたことにより、2013年にEPをリリースした後、リリースがなかった彼らの新曲、ひいてはもしかして3rdアルバムに収録される曲ではないだろうか?という憶測がまことしやかに囁かれるようになったようです。

ちなみに私もこのパーティーの動画で、Shazamしてみたところ、やはり、同じタイトルが表示されました。

そして感じの曲調は往年のJusticeのようなディストーションばりばりのシンセではないのですが、名曲D.A.N.C.E. をどことなく思わせるディスコ調の曲となっていました。

やはりこのあたりのフレンチ勢に共通するキーワードは90年代、00年代、10年代と時代が移り変わっても不変の部分なのかもしれませんね。

ちなみに、以前紹介した最新のフレンチ・タッチな音楽もその傾向は見られます。

なんにせよ、この時代にJusticeがどんな作品を提示するか興味が湧く展開です。

Justiceといえばやっぱこれでしょ!的名盤はこちら。

2016年7月7日木曜日

Lady Leshurr - Where Are You Now? ft. Wiley




Grime MC Lady Leshurr has now dropped her new track– ‘Where Are You Now?’ – which sports a guest verse from the godfather of grime himself, Wiley.



She debuted the track on Annie Mac’s BBC Radio 1 show, and spoke to Mac about the track, saying it was following on from last year’s popular freestyle series Queen’s Speech.


(JP) UKのフィメールグライムMCでフリースタイルでグライムする"Queen’s Speech"が人気の Lady Leshurrが新作MVを公開しました。


新作のMVがなんともFoxyで個人的にはツボです。しかも今作にはグライムの現人神の一人、Wileyが客演するというファンには嬉しいサプライズも。現在は、最近出演したBBC Radio1でこのトラックと前述のQueen’s Speechについて語る音源も公開中となっています。

いや〜。それにしても新曲”Foxy”という言葉が似合います(笑)。

ちなみにQueen’s Speechシリーズを総括する音源は現在販売中!

Arca - Entrañas




Arca has released a new free mixtape which includes 14 tracks via SoundCloud.

It features collaborations with Mica Levi, Total Freedom and Massacooramaan, and follows the Jesse Kanda-directed video for closing track ‘Sin Rumbo’



Entrañas

1.Pérdida
2.Torero
3.Culebra
4.Vicar
5.Cement Garden interlude
6.Baby Doll / ft. Mica Levi
7.Lulled
8.Think of / ft. Mica Levi & Massacooraman
9.Clocked
10.Pargo
11.Turnt / ft. Total Freedom
12.Girasol
13.Fount
14.Sin Rumbo

And MV/Sin Rumbo below.



(JP) 奇才プロデューサーArcaが今月自身のTwitter上でMV公開とともにリリースを仄めかしていたフリー音源がリリースされました。こちらは25分のMixtapeとなっており、14曲がフィーチャーされており、もちろん、先行公開されたMV/Sin Rumboも収録。その他に Micachu名義での活動でも知られるMica Levi、Total Freedom、Massacooramaanらがフィーチャーされています。

また、この音源はSoundcloudに記載されているリンクからDL可能です。

ちなみに参加しているミュージシャンも皆、異形のトラックメイカーばかりで、Arcaの世界観にマッチしていますね(笑)。






2016年7月6日水曜日

Sven Väth caught watching Euro 2016 on his phone during festival set





















Sven Väth caught watching Euro 2016 on his phone during festival set.

(JP) 今、話題のSven Väth が自身のDJプレー中にEURO2016をiPhoneで観ていた事件ですが、いわゆる押すだけ、当て振りのPCDJセットに比べたら、アナログでしっかりDJしながら、プレーしているので、これはこれで神業というか、ギリギリOKな感じがしないこともないかなと。

もちろん、100%DJプレーに集中して頂いた方が、客側の心理としては嬉しいことには間違いありませんが。。。

ちなみにこの動画でプレーしている曲、Sven Väth - Accident In Paradise (KiNK Remix)カッコ良いですね。TB303のアシッドなシンセ、シビれます。

2016年7月2日土曜日

Electro house回顧録1




-In the summer of 2006 the Klaxons spawned nu rave, but the real youth subculture of the mid-00s was the music that DJs played after bands had finished: blog house.-
via http://www.factmag.com/2016/06/16/30-best-blog-house-tracks/

少し前の記事ですが、海外音楽サイトFactが、所謂エレクトロハウスを振り返る特集記事を掲載しまして、それがちょうどその時代を生きてきた自分と致しましては、思うことがあったので、今回はその特集に触れながら、エレクトロ黄金期を振り返っていこうと思います。

Factが特集しているのは海外では"Blog House"と呼ばれるものです。これは端的に説明するなら、この2006年〜2009年の3年ほどの間に世界的に広がりを見せたSNSの先駆者である"Myspace"を中心に作品を発表していたエレクトロ系のアーティスト達の曲で、今も現存する”Hype Machine”というキュレーションサイトで人気を集めていた曲をひっくるめていう呼称のひとつです。(日本だとこのあたりは一般的にはエレクトロハウスと呼ばれているものです。 )



2006年の夏にKlaxonsが提唱した"Nu Rave"は、既存の音楽メディアはもちろん取り上げたのですが、これを世界的に有名にした一番の原動力は先述の"Myspace"です。その後いつの間にか"Nu Rave" という言葉はあまり見かけることはなくなり、いつの間にかこの手のものも"Electro"という言葉に統一されていきました。

Factに書かれていることで面白いと思った点のひとつは、「00年代中期のユースサブカルチャーの真のトレンドは、"Nu Rave"バンドの演奏が終わったあとでDJがプレイした音楽だった」と指摘した点です。そして、その音楽とはつまり「Blog House / ネット上で人気を集めたエレクトロハウス」なのです。

Blog Houseとは?
では、一体「Blog House」って一体なのことなのか?ということを説明しますと、先ほども書いたようにこの当時、Myspace上で人気を集めたエレクトロ系アーティストが制作した曲で、それが”Hype Machine”上で人気を集めた、バズった曲のことを指します。

”Hype Machine”は、世界中の人気音楽ブログをキュレーションするサイトで、そこにアクセスして、例えば「Justice」とサーチボックスに打ち込めば、Justiceに関連することを書いているブログの一覧が表示され、ユーザーはその中から好きなブログにアクセスができます。

その当時の”Hype Machine”の人気の理由は、色々なブログにアクセスして、そのブログが紹介している音源を無料でダウンロードできるというものです。これは特にDJをしている人間からは人気を集める理由となりました。なにしろ、当時の流行の音源を無料でゲットできるのですから。

ただ、これもFactが指摘している点ですが、この「Blog House」音源のほとんどは、音質が悪いです。MP3で言えば128kbpsとかのものもザラ。しかもコピーにコピーを重ねているものも多くあったので、さらに音質は劣化しているものもしばしば(笑)。ただ、そのあたりは、DLする側は結構スルーしてきた点でもあると思います。

その理由のひとつはこれまでと違いCDJが普及したこと、それとPCDJが徐々にクラブの現場に現れ出してきた時代で、昔と違い、DJ mixの基本スキルがなくても、家にテクニクスのタンテがなくても初心者が「DJになれる時代の夜明け」みたいな時代だったこともあったからです。

そして、ブログの運営者側も人気ブログになるために、やはり内容、音源ともに人気有名ブログのコピーを繰り返します(笑)。また、この辺の構図も非常に面白い関係性のもと出来上がっていました。

作り手は人気ブログを”Hype Machine”で見つけて、音源を送ります。そしてそれがブロガーに気に入られたらもちろん、ブログ上で紹介してくれますので、その掲載の事実を自身のMyspaceで宣伝。そうすれば、ファンベースが拡大。名前が通れば通るほど、ブログにピックアップされやすくなる。その結果、さらなるファンを獲得。いつかは有名レーベルからリリースを!という野望を持つわけです。

そういったことから、特にエレクトロファン、クリエーター、ブロガーから、このBlog Houseの化身とも言えるHype Machineは高い注目度、人気を集めるサイトでした。そしてこれが、簡潔なBlog Houseの説明です。

Blog Houseの真骨頂
当時の時代を生きてきた中での経験からいうとこのBlog Houseの真骨頂は、知られざる「2巡目、3巡目」のアーティストを発掘する場だったということに尽きます。仮に一巡目を、Justiceらフレンチ・エレクトロ勢、同じくフレンチ勢を中心に世界中からアーティストを見つけてきたKitsune、オーストラリアのModular勢、Boyz Noizeらドイツ勢らとすると、そのフォロワー的アーティストで、おお、これは!というような存在を見つけることができました。



ここでいう「2巡目、3巡目」のアーティストの基準は、個人的には日本ではCDが買えない、もしくはデータリリースのみ、かつ日本のメディアには一切取り上げられない存在という風に定義します。




そう定義すると、Sound of allows、Louis La Roche、Stay Ali、Digikid 84、The Phantom's Revenge、Futurecop!、その他多数は、Myspaceではかなりのフォロワー数を誇っていましたが、日本にはフィジカルに輸入されることはなかったです。しかしながら、この当時のエレクトロ系のDJは、このBlog Houseの人気者については、当然のことながら詳しいかったものです。なにしろ、情報をレコ屋とかではなく、”Hype Machine”で常にチェックしているのですから。



やはりDJたるもの我先にと誰も知らないイケてる曲をかけたいという性がありますので、音質が悪くても、中には気にせずデッキに落とし込む人も相当数いました。よく知人と当時を振り返って言う言葉で、「荒さもまたエレクトロ」というものがあるのですが、一般的にはエレクトロハウスはシンセにガンガンにディストーションをかけて歪ませて、コンプで音圧をパンパンにする、ある意味勢い任せで派手さ重視なところがあり、どうしても荒くなってしまうのですが、この言葉はそれだけでなく、こういったBlog Houseのことも含めて指す言葉だと個人的には考えています。




Yosi Horikawa & Daisuke Tanabe - Song for Rémy



Japanese producers Yosi Horikawa & Daisuke Tanabe recorded in the summer of 2015 during the Worldwide Festival in Sète, this is the first result of our annual Japan Day* initiative.



Quote:
Created by Yosi Horikawa and Daisuke Tanabe from recordings made during the week of the festival, Song for Rémy is dedicated to Rémy Kolpa Kopoul, who aside from being a great friend to the festival, was also a huge inspiration to the musical community throughout French-speaking countries and beyond.

His passion and love of sharing exotic sounds and ideas will be missed forever…

I’m sure he would have loved and played this collage of sound taken from his favourite seaside retreat as much as I do!

Gilles Peterson
May 2016

(JP) Yosi Horikawa & Daisuke Tanabeのゴールデンコンビが昨年フランスで行われたGilles Peterson主催 Worldwide Festival参加時に録音された音源です。

1:30~くらいからの子供の声をカットアップしたサンプル使い、3:20~からのいかついドラムとこれまたカットアップされたホーンが「電子音楽とフリージャズの融合」といった感じで、印象的なトラックになっています。

こちらは現在、bandcampでヴァイナルとデジタルで販売されており、購入可能となっています。

June Marieezy & FKJ - Red Bull Studios Amsterdam


A Paris based producer FKJ who is a founder of Roche Musique uploaded a new studio session video.   His collaborator June Marieezy who is a Manila based asian singer sang with beautiful & trip voice. 

This song was created at this very moment anyway...


Here is June Marieezy & FKJ's other work which is also very beautiful & smooth jazzy music. 


(JP)フランスの洒落たアーバンダンスミュージックの新機軸を打ち立てたRoche Musiqueのボス、FKJが以前からコラボレートしているフィリピン・マニラを拠点とするシンガー、June MarieezyとアムステルダムのRed Bull Studiosスタジオでセッションした様子が動画で公開されています。

動画ではFKJのマルチプレーヤーぶりに驚かされるのですが、見れば見るほど、このシンガー、June Marieezyの歌声の素晴らしさにやられます。FJKがリミックスをした、"Fly"という曲があるのですが、これの原曲も素晴らしいです。


初期のTri angleの作品にも通じるウイッチハウス〜インディーR&B感あるトラックで、好きな人は病みつきになる要素満載だと思います。

その他にもこの曲が収録されているEP/VergoはJazzy寄りなトラックが多いのですが、Banks、FKA twigsなどのシンガーが好きなら是非チェックしておきたいところです。

2016年7月1日金曜日

Second Woman - "700358bc5"




Second Woman is a new collaborative project featuring Turk Dietrich of Belong and Joshua Eustis of the renowned Telefon Tel Aviv. As one would imagine, Second Woman is a nonpareil debut of futuristic electronic music fusing the coveted genetics of the duos respective previous endeavors into an alluring new enigma of ASMR-inducing kaleidoscopic dub. Second Woman is a fully realized entity; a well-crafted sound world and a refreshing shared effort which is inspiring in its purity and painstaking in its design.



(JP) Spectrum Spoolsという電子音響系レーベルがリリースする”Second Woman”によるセルフタイトルのアルバムが、先鋭さで今年の上半期で一番かなと印象を持っています。

この”Second Woman”にはシカゴを拠点に活動する「Telefon Tel Aviv」のJoshua Eustisがメンバーとして参加、IDM復活の兆しがにわかに見える今年のシーンにおいてダークホース的な存在かなと思っています。

複雑にプログラミングされたビートと電子音が印象的な"700358bc5”、トリッピーで、スピードチェンジを繰り返すシンセが印象的な"100407jd7”が現在ネット上では試聴可能で、この手の音楽特有のリズミカルで”弾ける”感じが◎。

王道なIDMをお求めの方には是非お勧めしたいアルバムです。





bvdub - A Thousand Words


bvdub releases his new ambient master piece  "A Thousand Words".


A Thousand Words is his longest, largest work to date, and what we can likely all agree this was all coming to - one, single 77-minute piece. Much more than one single narrative, however, it is comprised of 19 movements, and over 500 channels of audio... all performed in one take, live.

**$3 from every sale of this album will be donated to the Animal Rescue League of Berks County (PA), SPCA of Wake County (NC), and numerous fledgling rescue centers in Europe who are instituting programs that encourage children to read to cats every day after school**



(JP)ここのところ沈黙を守っていたDub Techno/Ambientシーン孤高のカリスマ、bvdubが新作をリリースしました。

この新作アルバム「A Thousand Words」はbandcamp上で突如発表され、1曲77分21秒という大作となっています。

なお、このアルバム収益のうち3ドルは、「Animal Rescue League of Berks County」や「SPCA of Wake County」等の動物支援団体に寄付されることになっているとのことです。

ちなみに1テイクのライブレコーディングで完成した楽曲は、500チャンネル以上のオーディオファイルで構成され、これまでの作品の中でもトップクラスに美しく壮大なサウンドスケープが展開されています。

個人的に好きなパートは、28分くらいからのbvdubらしい空間的なリヴァーヴの波が押し寄せてくる感じのアンビエントシンセレイヤーのパートが鳴り止んで、32分くらいから始まる叙情的なピアノパートです。

普段アンビエントを聴かない人も是非、一度日常生活におけるBGMとして聴いてみると良いでしょう。

ちなみにbvdubが東京のレーベルAYからリリースしたこのアルバムも傑作ですので、今回の作品が気に入った方はこちらも併せて聴いてみては?